File:明治宮殿空中写真.jpg
表宮殿南端から北に向かって順に御車寄・正殿・豊明殿と並び、豊明殿のすぐ西には千種の間が接続する。正殿と豊明殿の間には中庭がある。
宮殿の北側には建て替え工事中の宮内省が隣接し、その敷地西端にはまだ取り壊されていない旧省舎の一部が確認できる。
南端に見える橋は二重橋、東にあるのは坂下門である。
写真の撮影日は不明だが、『大林組70年略史』[1]より現宮内省舎への建て替え工事の受託は1934年9月、竣工は1936年10月とあることから、写真はこの間に撮影されたものと推定される。
[1]大林組(1961)「大林組70年略史」〈https://www.obayashi.co.jp/chronicle/70yrs/t7.html〉(2023年9月7日閲覧)- 国土交通省「国土画像情報(モノクロ空中写真)」(配布元:国土地理院地図・空中写真閲覧サービス)